卓球を始めたばかりの初心者の人の中には、どのような練習方法で練習を行えば上達するのか知りたい人もいるのではないでしょうか。
みんなよりも上手になりたい・自宅でも練習したいなど、意欲的に練習に取り組みたいと考えている人もいることだと思います。
ここでは、卓球を始めたばかりの初心者の人におすすめの練習方法についてお伝えします。素振りや壁打ち、ボールを打つ技術を身に着けて、卓球上達を目指しましょう。
また、自宅でもできる卓球の練習方法についてもご紹介します。
周りの人よりも卓球がうまくなりたいと考えているのであれば、自宅でも練習に取り組むことで周囲に差を付けることができます。頑張って練習に励みましょう。
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卓球初心者の練習方法・まずは素振りと壁打ち
卓球初心者が望むのは「上達」ですよね。
出来ればこっそりと練習して、周りを出し抜きたいを思っているかも知れませんね。
そのためには、練習が欠かせません。
卓球初心者が一人で練習する方法の定番は、やはり素振りです。
素振りは地味な練習ですが、基本となる最も重要な練習でもあります。
素振り練習のコツは回数を数えないことです。
回数を数えると数にばかり集中してしまい、肝心のフォームへの意識が薄くなってしまいます。
素振りはフォームを固めるために行なうものですから、一つ一つのモーションを確認しながら丁寧に行いましょう。
鏡を使ったり動画を撮影するなどして、自分のフォームを確認しながら行うのがおすすめです。
また、ボールが飛んでくるのを打ち返すイメージをもって練習することも大切です。
一人でも実践的な練習をしたいなら、壁打ちがおすすめです。
壁打ちは、壁から適度に離れて行います。
まずはフォアハンドから行いましょう。
跳ね返ってきたボールをワンバウンドさせて打ち返します。
連続して行なうことでラリーの感覚やボールのコントロール感覚を養うことが出来ます。
卓球初心者のフォアハンドの練習方法
卓球初心者が練習方法として素振りや壁打ちをご紹介しました。
この時に重要になるのがフォームです。
まずは基本となるフォアハンドについてご紹介しましょう。
フォアハンドのスタンスは、足を肩幅くらいに開き、膝は力を抜いて軽く曲げます。
腰から回して、しっかりとバックスイングをして、腰を元に戻しながらラケットを振り抜きます。
身体の正面でボールを捉えると強いボールが打てます。
ただし、腕が伸び切った状態では難しいですから、腕の角度が90~110度くらいで打てるようにしましょう。
自宅などで練習する時には、床にボールを落として、バウンドしたボールを打ってみましょう。
練習相手がいる時には、多球練習やラリーを行いながら、フォアハンド練習を行います。
練習する時には、常にフォームを意識して、慣れてきたら下半身も使って練習しましょう。
卓球初心者のバックハンド・シェークハンドの練習方法
卓球初心者がバックハンドを練習する時には、グリップの握り方をまず確認しましょう。
シェークハンドとペンホルダーでは全く違います。
シェークハンドのバックハンドでは、スイングの方向に気をつけましょう。
前では無く斜め横にスイングするイメージで打ちます。
打球点はフォアハンド同様に、体の正面でボールを捉えるようにしましょう。
肘の角度にも注意してくださいね。
ペンホルダーのバックハンドは、「プッシュ」と呼ばれる打ち方を始めに練習するのが良いでしょう。
ボールの少し内側にラケットが当たるようにして、少し横に押し出すイメージで打ちましょう。
肘の角度はフォアやシェークハンドのバック同様に、90~110度くらいがベストです。
シェークハンドでもペンホルダーでも、習得するには中級者以上とラリーするのが効果的です。
フォアハンドとバックハンドができるようになった人におすすめの多球練習
卓球初心者が基本的なフォームを素振りで練習した後には、多球練習がおすすめです。
多球練習で効果的なのは、なんといっても数をこなせることです。
また、レベルに合わせて送球を変えることが出来る点もメリットです。
練習方法は至って簡単です。
始めは練習相手にストレート方向から送球してもらいましょう。
それをフォアハンドでクロスに打ち、次はバックハンドでストレートに打ち返します。
フォアハンドとバックハンドを交互に行いますが、始めはゆっくりとしたピッチで、慣れてきたら徐々にピッチを上げていきましょう。
速いピッチで多球練習を行なうと、自然と正しいフォームが身につくというメリットがあります。
多球練習ではどんどんと送球されてくるので、大きなフォームでは次のボールに備えることが難しいですから、自然とコンパクトなスイングになり、正しいフォームが身につくのです。
正確に返球が出来るようになったら、ランダムに送球してもらいましょう。
卓球初心者におすすめの自宅でできる練習方法
卓球初心者の場合、重要なのは「感覚」です。
ボールを扱うための感覚を養うためには、出来るだけ長い時間ラケットやボールに触れているようにしましょう。
自宅で練習するなら床を使った方法もおすすめですよ。
床を使って玉突きを行なうだけですが、やってみると意外と難しいはずです。
長く続けるためには力加減やコントロール力、そして集中力も必要です。
一言で「玉突き」といっても、いろいろな方法があります。
- フォア面だけ
- バック面だけ
- フォア面とバック面を交互に
- ラケットの角で
- 高さを変えて
- ボールを擦る(ボールに回転をかける)
- 角度を付けて受ける(ボールの回転を止める)
このように玉突き練習は卓球の基本となる様々な感覚を養うことが出来ます。
はじめは数回しか出来なくても、ボールを扱う感覚が掴めてきたら、次第に長く続けることが出来るようになります。
フォア面が出来るようになったら、バック面、そして交互にというように、徐々に難易度を上げていきましょう。
また、ゲーム感覚でオリジナルのパターンを作って練習するのもおすすめです。
「楽しめる」ことも、卓球が上達するためには必要な要素です。
とても単純な練習ですが、卓球をグッと上達させてくれる練習ですから、ぜひ取り入れてみてくださいね。