テレビでバレーの試合を見ていると、解説者が「レセプション」という言葉を使っていますよね。
「レセプション」とはホテルの受付などの意味がありますが、バレーではどういう意味なのでしょうか?いつからその言葉が使われるようになったのでしょうか?
バレーでは聞き慣れない「レセプション」という言葉の意味と専門用語について詳しく説明します。
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バレーにおける「レセプション」の意味とは
「レセプション=サーブレシーブ」
本来、レセプションの意味は英語で歓迎会やホテルの受付の事を言います。
なぜサーブレシーブまでレセプションと言われるようになったのはなぜでしょうか。
- 歓迎会…新入社員が歓迎を受ける
- ホテル…お客様を待ち受ける
- バレー…レシーブを受ける
由来としてはこのようなことから来てるのではないでしょうか。
サーブレシーブをレセプションというのは海外からきていて、海外でプレー経験のある選手や解説者が日本でも使い始め知られるようになりました。
日本では2004年頃にテレビ中継などで使われるようになりましたが子供のスポーツ少年団ではまだレセプションではなくサーブレシーブやサーブカットと言われます。
近年では高校バレーなどで徐々に「レセプション」という言葉が使われてきています。
あと数年すればバレー少年団のちびっ子達にも浸透しバレーでレセプションという言葉が飛び交うのも近いかもしれませんね。
バレーのレセプションの意味はわかったけど、その言葉を使う目的とは
バレーのレセプションの意味はサーブレシーブのことですね。
もともとサーブレシーブという言葉だったのになぜ新しい言葉がでてきたのでしょうか。
バレーに限らずスポーツ界ではどんどん新しい言葉やルールができます。
例えば、
- 野球→セイバーメトリクス
- サッカー→アンカー
新しい言葉やルールが出てくると言った時は、そのスポーツ自体が進化していると言えます。
そのスポーツにおいて相手チームと戦うための方策を新たに生み出すことで進むゆく時代に合わせているのかもしれません。
時代と共に古い考えが通用しなくなってきたとも考えられます。
このようなことがバレー界でも起きているということになります。
知らない用語がでてきたらルールや言い方が改正され戦術が進化していると解釈して良いでしょう。
バレーのレセプションはサーブレシーブの意味だけど、その役割とは
バレーのレセプションという意味について…。
ただ単にサーブレシーブ、サーブカットと言うとサーブを相手チームにレシーブ権がありそのサーブを受けることと簡単に考えることができますが、レセプションと新しい聞き慣れない言葉を聞くだけで咄嗟にその言葉の意味を考えてしまいませんか。
バレーをやっているからには新しい言葉やルールを必ず把握する必要はありますが、難しく考える必要はありませんよ。
「レセプション=サーブレシーブ」これを頭に叩き込んでくださいね。
レセプションの枠割はとても重要です。
サーブを的確にレシーブしなければゲームとして成り立ちません。
攻撃をしかけて最初の1点をとることはゲームの流れを作るのにとても大切なのです。
レセプション以外にもバレーにはこんな専門用語があります
近年のバレー界ではレセプションだけではなく新しい専門用語がたくさんあります。
一昔前の世代だと聞き慣れない言葉がたくさんで圧倒されますよ。
実際に春高バレーやプロのバレー選手などを担当する年配のレポーターなんかはわからない言葉が多すぎて困ることがあると言うほどですよ。
- レセプション…サーブレシーブ、サーブカット
- トランジション…ラリー中にボールが相手チームに渡り相手チームの攻撃に切り替わる時
- ディグ…アタックレシーブ
- ウィングスパイカー…左右のスパイカー(レフト、ライト)
- オポジット…セッターの対角にいるエースアタッカー
- ミドルブロッカー…センター
野球やサッカーほどテレビ中継されることも少ないバレーですが、このように新たな専門用語と共にバレーの戦術も着々と進化を遂げているのでしょう。
バレーにはスパイクの種類もいろいろあります
バレーのスパイクにもいくつかの種類があり、セッターとアタッカーが相手チームの動きや同チームのメンバーによって瞬時にどのスパイクを打つか判断し合図を出し合い、それにあったスパイクを使い攻撃をしかけます。
そのためにサーブレシーブを的確にあげセッターにボールをつなげる必要があります。
しかしここでセッターとアタッカーの息が合わないと攻撃失敗となってしまいます。
バレーのスパイクの種類
- クイックスパイク
短い助走で鋭く相手コートにボールを撃ち落とします。
クイックスパイクの中でもA~Dクイックがあり臨機応変に扱わなければなりません。
その戦略を読まれてしまうとブロックされやすいのが特徴です。 - バックアタック
後衛の選手が後衛からスパイクを打ちます。背が高いと有利です。
高校生くらいになると上手く使える選手が多くなります。 - オープンアタック
セッターが上げるトスは半径を描くようなトスでセッターとアタッカーの間に少し距離があります。
早い攻撃ではないので相手チームのブロッカーが2~3人ついてブロックされてしまいやすいです。
ルールの改正や新たな専用語をチェックしバレーをもっと楽しもう
あなたがこの記事をご覧になっているのはきっといずれかの理由でバレーに関するレセプションの意味がわからなかったのでしょう。
- 娘さんがバレーをしている
- あなたが趣味でバレーを始めた
- バレーが好きでテレビ中継をよく見ている
英語でのレセプションの意味を知ればなんとなく「受ける」つながりでバレーのレセプションの意味がわかる気がしますね。
年々新しい物事が増え年と共についていけなくなりますが、意味などをチェックすることでよりバレーを楽しむことができますよ。
バレーに限らずどのスポーツにおいてもルール改正や新たな専門用語はたくさんでてきます。
しかし、それはそのスポーツを進化させていくためのものでありより良いスポーツにするためです。