水泳のバタ足が進まない時のコツや練習方法・ポイントを解説

水泳をやっている人の中には、バタ足がなかなか進まないことに悩んでいる人もいますよね。進むことができないと、上手に泳ぐこともできません。

水泳のバタ足が進まない時は一体、どんな練習をすれば良いのでしょうか。前に進むようになるコツやポイントをチェックしてみましょう。

そこで今回は、水泳のバタ足がすすまない時の練習方法についてお伝えします。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

消防士の体力試験の評価の目安と試験対策!

消防士になるためには、消防士採用試験を受けて合格しなくてはなりません。筆記試験や面接の他に体...

水泳個人メドレーのコツ、自己ベストを上げるために必要なこと

4種目泳ぐ水泳の個人メドレーですが、泳ぎが速くなるコツや指導する場合どこを強化すべきかで悩むことがあ...

会社で無視されるのは、パワハラ・モラハラにあたる可能性が

会社での無視。上司からの無視、同僚からの無視。上司から業務上の連絡すらもらえないのは...

陸上部は高校からの初心者でもOK!練習や上達に必要なこと

高校から陸上部に入部するのは難しいかと思われがちですが、高校の陸上部は初心者でもオススメな部活なんで...

退職後に行う手続きの期限は?退職後に必要な手続きについて

退職後は色々な手続きをする必要があります。行わなければならない手続きの中には、期限が決められているも...

郵便局のアルバイトの合否通知は?面接の注意点と対策

郵便局のアルバイトの面接を受けたら、その合否の通知はどのように知らされるのでしょうか?なかな...

大学の講師になるには?必要な資格やなるための方法とは

大学の講師になるにはどうしたらいいのでしょうか?大学の教員として働きたい、教授を目指すために...

スーパーのレジで働きたい方へ!志望動機はこうしよう!

スーパーで働きたい!中でもレジを希望します!そんな時、履歴書の志望動機の欄には何て書いたらい...

ぎっくり腰で仕事を辞めると決意した時に考えるべきこと

仕事をしていても腰痛があると辛くて仕事が手に付かないと言った経験はありませんか?腰は立っていても座っ...

会社の休憩時間に寝るのはアリ?仕事の効率をアップさせるには

会社の休憩時間に15分程度寝ると、午後に絶対に襲ってくる猛烈な眠気に立ち向かうことができるって知って...

リフティングの技ができるようになりたい!初心者にオススメな技

サッカー初心者でもできるリフティングの技とは?ある程度リフティングができるようになったら、したくなる...

バドミントンのバックハンドが上達するコツやポイントとは

バドミントンのバックハンドがなかなか決まらないときにはどんなことに意識したらいいのでしょうか?苦手な...

就活で見た目が大事といわれること!男性だってそうなんです

就活を控えている学生さんは、面接や服装など色々なことが気になりますよね。大事な就活や面接です...

ソフトテニスのフットワークが上がる練習方法を紹介。姿勢も大事

ソフトテニスはフットワークが重要なスポーツでもあります。足が遅いからと諦めないで、フットワークの...

出張用のスーツケースは1泊でも準備しよう!そのワケと選び方

出張や移動が多いビジネスマンに欠かせないといっても過言ではない、ビジネス用のスーツケース。1...

スポンサーリンク

水泳のバタ足が進まない!コツをチェックしてみよう

水泳を始めると、まずバタ足を習いますよね。
もっとも簡単なキックに見えますが「なかなか前に進まない。」と悩む人が多いのも、このキックです。

バタ足は、両足を上下に動かすキックです。
ですが、闇雲に動かすだけでは進みません。

一見簡単そうに見えるバタ足ですが、コツがあります。

  • 膝はリラックスして伸ばすこと。
  • お尻から太ももを動かすように上下させること。
  • 水面を足の甲で叩くようにキックすること。

「足は棒の様に真っ直ぐに」という表現がありますが、実際には膝はリラックスさせた状態で伸ばしたまま、お尻から太ももを動かすように上下させます。
足の甲で水を押し出すようなイメージでキックしましょう。

足で上手に水を押し出すためには、水面を足の甲で叩くようにキックすると良いでしょう。
そのためには、足首はバレリーナのように、しっかりと伸びていなくてはいけません。

バタ足は、基本をしっかりとマスターすることが大切です。

水泳のバタ足が進まないときにビート板を使ってする練習

バタ足が進まない時には、ビート板を使って練習しましょう。

バタ足の練習方法はいくつかありますが、ビート板を使うことで、手の動きなどを気にすること無く、バタ足だけに集中することができます。
そのため、バタ足の基本をマスターするまでは、ビート板を使うのがおすすめです。

バタ足を練習する時には、始めは顔は上げて行いましょう。
呼吸に気を取られること無く、練習が行えます。

しかし、顔を上げていると体が沈みやすくなります。
顔が上がっているので足が最も低い位置となり、バタ足がしにくくなってしまうので、姿勢には注意しながら練習しましょう。

水泳では、姿勢がとても大切になります。
お腹と太ももを上げて、お尻を下げると理想的な体勢となります。

なかなか進まない水泳のバタ足の練習方法

バタ足にはいくつか練習方法があります。

一番始めに行うのが、腰掛けキックです。

腰掛けキックは、プールサイドにギリギリに座って、足を伸ばした状態で行います。
膝と足首を伸ばして、足裏を水面と平行にして、親指がくっつくように少し内股になります。

そのまま腰をひねるような感じで、足の付け根から上下に動かします。目で確かめながら、基本の形を覚えます。

腰掛けキックの次には、掴まりキックで練習します。
プールサイドに掴まって、体を浮かせた状態でバタ足を行います。

始めは両肘をプールの壁につける状態からはじめて、体を浮かせる感覚が掴めたら、腕を伸ばして練習します。
上半身の力を抜いて、あしの付け根から全体を動かします。
膝と足首を伸ばし、ムチのようにしなやかにキックしましょう。

慣れてきたら、顔を水につけた状態で行います。
息苦しくなったらその場で立ち上がるか、顔を上げて呼吸します。

水泳でバタ足をするときのポイント

水泳のバタ足では、基本の形がもっとも大切になります。

膝と足首を伸ばして、足の付根を使って足全体を動かすように上下させます。

膝が曲がっていると、水を上手く捉えることが出来ないので効率の悪いキックになります。
その結果、なかなか進まないのに疲れてしまうのです。

膝は曲げすぎてはいけません。
しかし、伸ばすために力を入れすぎるのも、無駄な力を使うので疲れる原因になってしまいます。
膝はあくまでもリラックスさせた自然な状態で伸ばしましょう。

足首から爪先にかけ手伸ばすこともとても重要です。
ここをしっかりと伸ばすことでストリームラインができるのです。ストリームラインは水泳ではもっとも基本となります。
足首は柔軟に、つま先には意識を向けて、しっかりと伸ばしましょう。

バタ足では、足を小刻みに動かすことも大切です。細かい泡が出るくらい素早く動かしましょう。

素早く動かすためには、足が水面近くにあることも必要です。体は水面近くで一直線になるように意識しましょう。

プール以外でもバタ足の練習をしてみよう

プール以外でバタ足を練習することも出来ます。

自宅で床に座って練習してみましょう。
プールサイドで行う腰掛けキックのように行います。

床に足を伸ばして座ります。
膝と足首もしっかりと伸ばしましょう。
足の付け根から足全体を持ち上げるように、上下に動かします。

サイズ的に可能であれば、お風呂を利用するのもおすすめです。
ワニのように四つん這いの状態で練習できるとベストです。

私が最もおすすめな練習は、布団の上で行う方法です。

布団の上にうつ伏せになって、足はしっかりと伸ばしましょう。
バタ足の基本を意識しながら、足を上下させます。

この時に重要なことは、足の甲で布団を叩くように上下させることです。
足の甲で水を叩くように蹴る練習が出来ます。

膝から下のキックにならない様に気をつけながら練習してくださいね。

水泳でもっとも大切なこと

水泳には4泳法ありますが、どの泳ぎ方にも共通して大切なことがあります。
それは姿勢です。

ストリームラインという名前を聞いたことがありますか?

人が浮きやすい姿勢です。
さらに、泳ぐために出来るだけ水の抵抗を減らした姿勢でもあるのです。

バタ足だけではなく、水泳の上達には欠かせない姿勢と言えます。
泳ぎ方だけではなく、タイムにも影響するほどです。

両腕を耳の少し後ろ側につけて伸ばし、両手を重ね合わせます。
両足は閉じて、体がつま先まで一直線になるようにします。

陸上で練習することも出来ます。
陸上で練習する時には、ストリームラインの姿勢を確保したまま、つま先立ちになるのがポイントです。
水中で行うのとは多少違いますが、感覚はつかめると思います。

水泳は他の競技に比べても、基本姿勢がとても重要になるスポーツです。
正しいフォームを身につけることが、上達への近道となります。