いつもはタロット占いをしてもらう側だけど、占う側になってみたいと感じることもありますよね。
タロット占い師になりたい場合、資格を取得しなければならないのでしょうか?必要なスキルはあるのでしょうか?
一般人がタロット占い師になるには?必要とされるスキルや資格、勉強方法について詳しく説明します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
養護教諭採用試験は面接が重要!過去問でしっかり対策をしよう!
養護教諭になるための採用試験には必ず面接がありますが、事前にしっかりと準備をしておきたいですよね。...
浪人生がバイトの面接で気をつけたいポイントと面接同日のマナー
大学受験に失敗して浪人している人の中には、バイトをしようかと考えている人もいますよね。浪人生だからと...
経済学部は数学が苦手な人でも大丈夫!授業の取り方を工夫しよう
数学が苦手で文系の学部に進む人は多いでしょう。しかし、文系の中でも経済学部となると数学に関係する授業...
退職する人に贈り物をしたい!バイトの場合はこんなプレゼント!
バイトの仲間が退職する時に、何か記念にプレゼントをしたいけれど何を贈ったらよいのかよくわからないと悩...
スポンサーリンク
タロット占い師になるにはどんなことが必要?
タロット占い師になるには読解力を磨く
「読解力」とは文章などを読み解き理解する力です。この場合、タロットカードが表すキーワードを的確に読み解く力のことも含みます。
占いではクライアント(客)からの質問にきちんと答えることが一番重要です。どんなことが知りたいかを相談の中から的確に読み取らなければなりません。
そして占いによってカードに現れるメッセージを判りやすくクライアントに伝え、かつより良い方向に向かうためのアドバイスをすることも占い師の役目。
読解力は占いのプロとして最低限必要であり、一番大切な力です。
「未来」を決めつけない・押し付けない
占いに訪れる人は、多かれ少なかれ悩みを抱えているのです。タロット占いで悪い結果が出たとしても「これから良くないことが起こる」「不幸になる」といった決め付けはしてはいけません。もし、占い師にそんなことを言われたら信じる必要はありませんよ。
ごくまれに、本当に注意が必要な暗示がある場合は、それを回避する方法も伝えて未来をより良い方向にするために占いはあるのです。それができない占い師は、占い師として失格といえるでしょう。
タロット占い師になるには資格を取得しなくてはいけないの?
店を構えている占い師や、テレビなどで活躍する占い師。彼らは「占い師」としての資格を持っているのでしょうか。
実は、タロットの占い師を始め、占い師になるための正式・公的な資格はありません。
占いを教えるスクールなどで「占い師資格」や「認定証」を与えるケースはありますが、あくまでも民間資格であって、それがなければ占い師として認められないというものではありません。
現在の日本では、占いに関して公的に認められている資格は存在していません。逆に言えば「この講座を受講したら正式に占い師になれます」という宣伝をする団体は、疑ってみた方がいいということです。
受講料が必要なセミナーを長期間受けさせたり、資格の授与に高額な金額を提示されるといったトラブルも少なくありません。
「私は占い師です」と言って、誰かから報酬をもらって占いをした時点で、その人は占い師であると言えてしまうのです。
一般人がタロット占い師になるには?
占い師と聞くと、もともと才能や霊能力のようなものを持っている人のようなイメージがありませんか?
しかし、占い師の多くは普通の人です。幽霊やオーラが見えたり未来を予知できるような特殊能力のある人は、そうそういないものです。
「何も話していないことを次々と言い当てられた」というのも、行動心理学などの分野を学ぶことである程度説明できるものです。専門知識はなくとも、人の気持ちに寄り添った会話ができれば、そこから相談者が求める疑問や答えが導き出されることもあります。
天性の能力だけでなく、コツコツと勉強することで占いに役立つことはたくさんあると言えるでしょう。
ただ、年齢だけは努力してもどうなるものでもありません。
相談者の多くは、占い師が若いよりもある程度の年齢を経ている方が信頼しやすい傾向があります。女性相談者の場合、自分よりも若い女性占い師には最初から反発を感じることもあるといいます。
プロの占い師として起業してやっていこうと考える場合、年齢も一つの要素になるのです。
タロット占い師なるには独学でもOK?
タロットの占い師は自分で名乗って客が来たらプロ。「今から私はタロット占い師です」と言ってもいいわけです。独学でもたくさんある本やネットから学ぶことはできますが、占いの学校や会社の門を叩くという選択肢もあることを知っておいて損はないでしょう。
- タロット占いのスクール
スクールといってもごく短期間でタロットの解釈などを教える講座などが存在しています。テキストを使った授業を受けて、最終的にはテストを受けるという、まさに「学校」。独学だけで占い師としてスタートするよりも、学校で学んだという事実が自信に繋がります。 - カウンセリングを学ぶ
タロット占いは占い師が一人で行うものですが、相談者(客)あっての仕事です。多くの場合、悩みを解決したくて占いに足を運ぶ人たちですから占いというよりもカウンセリングのスキルはとても役立ちます。 - 占い会社に勤務・登録する
電話やインターネットを通じて占いを受ける会社がありますので、そちらのオーディションを受けて占い師になる方法もあります。占い師としての経験として勉強になることもあります。
タロット占い師の収入はどのくらい?
タロット占い師を仕事にしようと考えたとき、やはり気になるのは収入。
メディアに登場するような有名な占い師になると1時間の鑑定で2~3万円以上になります。
もちろん、店舗などを用意する場合は別にするとタロット占い師は自分の体とタロットカードさえあればいいわけですから、必要な経費はそれほどかかりません。
とはいえ、占いは主に1対1で行います。どんなに多くの顧客がついたとしても、1日に占える人数は限りがあります。
日によって訪れる客数も違いますから、安定して高収入を得ることは難しいのが実情でしょう。
タロット占い師として、一人ひとりを占うほかに、講座を開いたり、セミナーの受講料を収入として得るという展開もできます。これなら1件あたり数十万円を稼げるので、個人の相談を受けるよりも割の良い仕事と言えます。