サッカーと将棋。この2つには似てる部分が多いと言われています。
確かにどちらもゴールを巡って詰めていく点では似ていますが、具体的にどのような点が似てるのでしょうか。
サッカーでいうゴールキーパーやフォワードは将棋でいうと何になるのでしょうか。
サッカーと将棋の似てる点について、戦術やポジションの面から考えてみました。
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サッカーと将棋は似てる?その理由とは
それぞれ流行し今もファンを増殖させ続けているサッカーと将棋ですが、かたや運動部でかたや文化部の分類となるふたつには意外な共通点があるようです。
サッカーには戦術や戦型、フォーメーションが多く存在することをご存知のかたも多いと思いますが、将棋にも実はそういった戦い方の定形というものが存在します。
人気になった将棋マンガの読者であるという方は、逆にサッカーの試合結果などをニュースで観た際にそういった感覚を覚えたりなどということもあったのではないでしょうか。
将棋のプロである棋士たちが頭の中で思い描いている戦法は、選手の個性を活かして戦術を練るサッカーと似ているのです。
サッカーでは監督がゴールキーパーをゴール前に配置したら、残り10人のチームメイトたちをフィールド上に自由に、選手の特性を見ながら配置していきますよね。
プロ棋士たちはサッカー選手たちのように個性を持った将棋の駒を、監督のようにフォーメーションを組ませて戦わせているのです。
フォーメーションなど、サッカーと将棋は似てる部分が多い
棋士が監督の役割をしているようですが、その棋士たちの頭に入っている戦法こそがサッカーで言うフォーメーションとなるのです。
そのようにサッカーと将棋には他にも共通しているといえる点が存在します。
サッカーではディフェンダーと呼ばれる守備を行うポジションがありますが、そうした選手をたくさん配置することは将棋でいうと守りの布陣となります。
さらにフォワードと呼ばれるゴールに繋がりやすいポジションに多く選手を配置した場合は、攻撃的なサッカーという解釈が出来ますね。
同じことを将棋の基盤の上で行ったとするとそれは攻撃的な棋風の戦法といえます。
こうした部分に共通点が多く存在するため、サッカーファンが将棋に触れたときになんとなく似ているような感覚を持ったり、その逆のことが起きると思われます。
攻めの駒を多く使うと守りが弱くなり、守りを強化すると攻撃が弱くなるといった関係性もふたつに共通していますね。
サッカーと将棋が似てるならゴールキーパーやフォワードは誰になるのか
サッカーと将棋が似ていると言うならばゴールキーパーやフォワードというポジションは将棋の駒で言う何に当たるのでしょうか。
こうして考えていくと、将棋のルール上取られてはいけない駒は『玉』。
王様となるこの駒を取られてしまうとゲームセット、サッカーで言うと一点取られてしまった、ゴールを決められてしまった状態といえます。
ですが『玉』は戦うことも出来る駒です。
将棋盤のどの方向でも動くことの出来る駒なので、ゴールキーパーもボールを取るという方法での攻撃ができるということも含めて点数の要ですから将棋で言うゴールキーパーは『玉』といえるのではないかと思います。
さらに将棋には『攻め駒』、『守り駒』という言葉があります。
これは『攻め駒』が『金銀3枚』を指し、『守り駒』が『飛角銀桂』を指しています。
このふたつの種類の駒たちはサッカーで言うフォワードとディフェンダーといえると思います。
こうした部分にまで共通点があるとどちらも趣味にするとさらに楽しめるような気がしますね。
サッカーと将棋の戦術が似てる点
サッカーと将棋はゲーム性や戦術面がとても似通っています。
将棋では『詰み』と言われるゴールを巡って『攻め駒』と『守り駒』が戦います。
その駒たちを棋士が動かしているのと同じように監督の采配次第で試合の状況をガラリと変えてしまえるのも、将棋とサッカーの似ているところです。
サッカーでも監督の性格や考え方が試合に反映されるように、将棋でも棋士の性格や考え方が棋風や使用する駒によって反映されていきます。
ここまで似ているふたつですから、将棋の板状での戦法をサッカーに用いてみたり、その逆というのも面白いかもしれませんね。
このように将棋とサッカーには共通点がたくさんありますが、海外ではサッカーとチェスに共通点があると同じように話題になっているようです。
実際に海外のプロサッカー選手はチェスがうまい傾向にあったりということもあり、将棋と似ているゲームであるチェスもサッカーとの共通項が多数あるようです。
サッカーと将棋の共通点について書かれている本などもたくさんあり、そうした題材を扱っている漫画などもありますのでもっと深く知りたくなった方は読んでみてもいいかもしれません。
サッカーと将棋が似てることから相乗効果も期待されている
サッカーと将棋が似ていることで前述したようにそういった内容の本が多く出版されていたり、実際に将棋サッカーという新競技が生まれたりして、この話題によりふたつの競技がまた盛り上がっているのだそうです。
サッカーファンのように実際に対局を見いくという将棋ファンも増えていますし、相乗効果でふたつの市場が大いに盛り上がってくれるといいですね。
サッカーをしていて将棋のルールが分かるという人は是非、将棋の盤に向かう機会を作ってみてほしいですし、逆に普段将棋ばかり指しているおじいちゃんと一緒にサッカーを観戦してみたりすると意外とハマってくれたりなんていうこともあるかもしれません。
片方は頭の、片方は体の運動になりますからどちらもはじめると体にもいい相乗効果が生まれてくれるかもしれませんね。