4種目泳ぐ水泳の個人メドレーですが、泳ぎが速くなるコツや指導する場合どこを強化すべきかで悩むことがあります。
指導者の考え方によって練習方法も異なりますが、意識すべきポイントはあります。
4種目のうち必ず苦手な種目があるはずです。
まずは何が苦手なのかを把握し、持久力やキック力、正しいターンを行うよう指導することも大切なことです。
練習後は疲れを残さないようにストレッチを十分行うようにしましょう。
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水泳の個人メドレーのコツ、クロールで持久力を強化
水泳で4種目泳げるようになると、個人メドレーにチャレンジする方もいますよね。
100mや200m、そして400mメドレーがあります。
1種目ずつのタイムならそれなりなのに、メドレーになるとそれらのタイムが活かされていないという場合には、単純に体力が足りないのでしょう。
100mメドレーではそれほどではなくても、200mメドレーからは持久力の差が顕著になりますよね。
個人メドレーでは全力で泳ぎ切るための持久力が重要になります。
まずは個人メドレーの目標タイムを決めて、そのタイムでクロールの200mを何本も泳げるだけの持久力を身につけましょう。
クロールで200mの持久力という土台を身に付けて、次にスピードの強化を行います。
スピードの強化には、各種目がしっかり習得出来ていることが前提になります。
未熟な泳法のままでは、スピードの強化練習を行っても、効果はあまり期待できません。
クロールのスピードを強化する場合には、200m3本を1セットとして行い、始めは流して、2本目、3本目はタイムを上げていきましょう。
3本目のタイムは個人メドレーの目標タイムより10秒早いタイムを目指します。
水泳の個人メドレーではキック力を鍛えるのもコツ
個人メドレーのタイムを1秒でも早くしたいなら、キック力も鍛えましょう。
特に後半に失速する場合には、苦しくなってもキックをやめない気持ちと体力を鍛えることが重要です。
息継ぎをしない12.5mのグライドキックを全力で行い、残りの12.5mは少し力を緩めて半分以下の力で行います。
その後は、行きの25mは全力でキック、帰りの25mを半分程度の力でキックして戻ってきます。
最後は25m4本を4種目全力キックで行いましょう。
これらの練習を繰り返し、「これだけ練習したから大丈夫」という気持ちを持たせることも大切です。
この気持ちが自信にもつながり、さらにはタイムにも反映されることでしょう。
メドレーは4種類の泳法で行いますから、得意な泳法から練習しても良いのですが、おすすめは平泳ぎのキックです。
平泳ぎは、キックで推進力を得るので重点的にキックの強化を行うことは、スピードアップに繋がるでしょう。
水泳の個人メドレーは苦手な種目を知ることも上達するコツ
個人メドレーは一番短いメドレーで100m、長いメドレーでは400mですから、持久力はもちろんですが、ペース配分が重要になります。
バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・クロールと4種目泳ぐわけですが、大抵の人は得意・不得意があると思います。
得意な種目はきっとタイムも早いでしょうから問題ありませんが、不得意な泳法ではかなり頑張る事になると思います。
大抵の場合は、最も得意な泳ぎの時にエネルギーを使って勝負をかけていると思いますが、不得意な泳法の時には無駄なエネルギーを使っているということになりますよね。
そのため、個人メドレーのタイムを早くするためには、不得意な泳法を極力減らすことが重要になってくるでしょう。
個人メドレーを泳ぎ切るコツは人によって違うので一概には言えませんが、得意・不得意をしっかりと把握して、ペース配分をすることも必要になります。
水泳の個人メドレーはターンも重要
個人メドレーでタイムを早くしたいなら、持久力や各種目のスピードアップも重要ですが、ターンも実はとても重要なポイントになります。
バタフライから背泳ぎのターンのコツ
通常のバタフライのターンの場合は横を向くようにターンしますが、背泳ぎへつなげるためにターンの後は上を向かなくてはいけません。
ポイントは最後に上を向くことです。
上を向くのが早すぎると背中で大きな抵抗を受けてしまうので、タイムロスしてしまいます。
背泳ぎから平泳ぎのターンはスピードを保てるかが重要
背泳ぎのターンは自分位置と残りのストロークの数を把握するのが重要です。
壁への激突を恐れずにスピードを保ったままターンすることが出来るかどうかは、タイムに大きく影響します。
個人メドレーの中でもっとも簡単な平泳ぎからクロールのターン
もっとも簡単なターンですから、丁寧に行いましょう。
直前でストロークして壁にぶつかるようなターンにならないように注意しましょう。
普段のターンとは違うのでとても難しいですよね。
これらのポイントを参考に練習してみましょう。
水泳のタイムが伸びない時に意識したいこと
水泳でタイムを伸ばすために出来ることはたくさんあります。
タイムがなかなか伸びない時には、以下のような点を意識して練習してみましょう。
- 水の抵抗を最小限にする
- 指先の使い方まで意識する
- 息継ぎのタイミングと形をマスターする
- キック時の減速を減らす方法をマスターする
水泳はフォームがとても大切な競技ですから、初心に戻って正しいフォームを維持する事も重要です。
これらのことは、タイムを最大限に伸ばすためにトップ選手達も意識して取り組んでいます。
また、正しいフォームを維持するためには体幹も必要になります。
水中での練習に加えて、陸上でのトレーニングも追加してみましょう。
自己ベストを更新したいなら、体幹などの筋トレも大切なトレーニングの1つになります。
個人メドレーのタイムを1秒でも早くしたいなら
個人メドレーではバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールの4種目を泳ぎますが、速く泳げるようになるためには、満遍なく泳げるようになることがとても大切です。
得意種目の方が泳いでいる時に気持ちが良いですから、苦手種目は練習を遠ざけがちになってしまいますよね。
しかし、どちらかというと不得意種目を重点的に練習するのがおすすめです。
得意種目はフォームも整っていてそれなりのタイムでしょうから、不得意種目を練習して克服した方が一気にタイムを縮める可能性があるからです。
不得意種目に対して苦手意識があって遠ざけていても、いざ練習をはじめてみたら意外とすんなり出来るようになったということもあります。
他の種目の練習中に「あっちもこうすればいいのかな?」というヒントを得られることもあるはずです。
泳ぎ方に違いはありますが、どの泳ぎ方でも速く泳ぐためには出来るだけ水の抵抗を減らし、たくさんの水を掴み推進力を得ることに変わりはありません。
4種目を出来るだけバランスよく泳げるようになるとは、個人メドレーではとても大切なことです。
また、ペース配分については人それぞれ違いますから、はじめに飛ばしてみるとか、得意種目に全力を注ぐなど、いろいろと試して自分に合うペースを見つけることも重要です。